お便り紹介&出産体験記

2022年8月 Mさんより


金澤さん、急きょ駆けつけて下さった月野さん、

来れなかったけど気持ちを寄せてくれた笹木さん、

お食事の市村さん、娘さん

皆さん 本当に ありがとうございました!


今回はコロナで里帰り出産もできるから分からないし、友人も沢山

お世話になっているかなざわさんがいいかな~ 助産院てのも

体験してみたいし~ と気楽に選択したここでの出産。

終ってみて、この選択をして本っ当~に良かった!!!と

しみじみ つくづく 思っています。


お産で…“お産”なんだなぁ~。医療行為のサポートがあれば

勿論安心だけど…そこにまるっとくみこまれて処置されるような

そういう行為じゃないんだなぁ。

産まれてくる人と、産む人の共同作業、人間も動物なんだな。

病院だと、たとえば、何となく叫んじゃダメだよね、と自制して

しまったのですが、今回は陣痛にあわせて「あぁーーー!!!」と

好きなだけ声を出せたのがすごく嬉しかったです。痛いことには

変わらないけど、声と共にいろんな感情やエネルギーが

出ていく感じがして、声を出すことに意識を向けられると痛みも

あんまり怖くなく、乗り切れました。だからこそ、痛みの波が

来ていない時は安心してリラックスして眠れて。おかげで体力が

消耗しすぎず、産後がすごく楽で…。

パンイチでトイレ行けちゃう、トイレで用を足しながら痛みを

のがしているのを金澤さんが外から見守っている…とか(笑)

“産む”ために最善のことをさせてもらえる安心感がすごい。

金澤さんと月野さんの2人がかりでずっと腰をおさえたり

さすったり、片時も離れずに、ずっと寄り添ってくださって…


そのあまりに有難さと、1人目を産んだ時の冷たいLDRの上で

孤独に痛みに耐えていた時のGAPに、涙が出ました。

「そんなもんだろう」と当時は思っていたけど。

「あぁー!!」「痛いー!!」「もうヤダー!!」と声にしてよかったはずの

エネルギーを全部「ぐ…っっ」と黙っておなかにしずめて、

静かに静かに強張りまくりながら…そりゃ股も裂けるよー

「そんなもん」じゃないんだな。産む人、産まれる人を

こんなに大切にしてくれるお産があるんだな。

ずっと深いところで私の命を大切に扱っていただいた感覚で

本当に、幸せでした。

こんな風に産み、産まれる経験を通じて「そんなもん」じゃない

大切な自分の気持ち、体、命を包んでもらえる親子が

1人でも増えたらいいなぁと思います。


立ち会ってくれた夫と息子にも感謝です。

ガッシリと微動だにしない夫の腕につかまってイキみ

本当に私たち家族になったなぁ~と感じました。

長男の応援や、赤ちゃんへのやさしい眼差しもとてもうれしくて。


産後の入院も、この上ない安心感の中すごせました。

お食事も毎回とても美味しく、心がこもっているのが伝わりました。

韓国風大スキなので娘さんのメニューチョイスいつもツボでした。

市村さんの献立もいつも絶妙な味と組み合わせでとてもおいしかったです。

時々おしぼりに香りをつけて下さっているのに感動しました。


いやぁほんと…助産師目指そうかな…

わりと6割くらい今そんな気持ち…  になるくらい

ここで産むことができて良かったです。

本当にありがとうございました!!金澤さん、ずっと健康で

まだまだ末永く助産院続けてください♡ 


2022年8月出産 Mさん

2014年11月出産 Sさんより


また宝物が増えたね!」入院中に見舞いに来てくれた姉からの声掛けでした。

産後2ヶ月、夜中の授乳はまだまだ睡魔との戦いですが、その言葉をかみしめる気持ちのゆとりがでてきました。

 

金澤さん、今回も大変お世話になりました。特に今回は、、。待望の3人目!産むなら今回も金澤さんのお世話になりたい!と喜んでお知らせしたのに、次の病院の検診では私の年齢からか胎児の浮腫を指摘され(浮腫→ダウン症や心疾患ありの可能性が大)、主人と意見の相違もあり、まるで闇に放り込まれて八方塞がりのような心境でした。主人の意見だけが正しいと思えず、産むかどうか決断するまで金澤さんにメールや電話で何度も相談にのって頂き、感謝しきれない位です。金澤さんとお話ししながら、本やネットを読んだり、サードオピニオンを貰ったりして、気持ちの整理をつけ「産む」決断に至りました。後から思えば、初めからバックアップの病院、土屋先生のところに行けば、 そんな事は宣言されなかったかも知れませんが…。

 

妊娠中3週連続で1キロずつ体重増加してしまったり、醜い静脈瘤ができたり、イボ痔になってしまったり、マイナートラブルを数えたらキリ無いほどで、毎回「高齢が原因?」と1人ハラハラする私でしたが、金澤さんはいつものいい感じの緩さと何事も受け入れる寛容さ、そして大丈夫と言うことを証明するように二人目の時のカルテと比較しながらアドバイスをくださり、毎回心配事が吹き飛ぶ金澤さんの健診は楽しみでもあり私には安心感を得る重要な機会でした。

 

そして38週目すぐでのおしるし、、、。

金澤さんの術後まもない時で本当に申し訳無いという思い、今回も子供たちも主人も立ち会えない時間帯、私にとって人生最後の出産、様々な想いが交錯しました。でも赤ちゃんに会いたい!という強い思いが湧き上がりました。土屋先生からは8点のリスク妊婦と当初より言われていましたが、無事に出産できた喜び、しかも念願通り金澤さんのところで産めた充実感に1人浸ったのを覚えています。

 

入院中は、毎回の食事がとっても楽しみで、毎回期待を裏切らない、そしてもちろん母乳に優しいメニューでした。お膳をさげていただく際、わざわざ調理担当の方を呼び止めて作り方を伺うのも楽しいひとときでした。

 

金澤さんだけでなく、助産院のスタッフの方々は皆さんテキパキ&ハキハキと担当のお仕事をこなされていて、皆さんのプロフェッショナルな姿勢に一人の社会人として尊敬すると同時に、それが妊産婦にとって居心地のよい素敵な空間だと再確認しました。私にとって人生最後の出産、ここでお世話になれて本当に大満足でした。ありがとうございました。

 

2014年11月出産 Sさんより

2022年10月 Hさんより


 かなざわ助産院を選んだきっかけは、グーグルの口コミがとても良かったのと、アットホームな空気感、そして載せられていたご飯の写真が一番の決め手でした。そもそも助産院を選んだのも、母が兄弟3人とも助産院で出産していて、おまた切らないし…ということだけ。今思えば、約8か月前の産院決めは私にとって人生が変わるくらい良い決断と選択でした。


 お産は、なんとかなる、時間が解決してくれると、出産直前までなるべく良い意味でライトに捉えていました。が、本陣痛が始まった21日4:30頃から出産までの約3時間(前駆陣痛が続きすでに子宮口5cmまでひらいたのが幸いでしたが)


 お産をなめていた自分を殴りたくなるような激しい痛みと押し寄せてくる波はすさまじく、途中生きているのが不思議でした…。意識飛びながら態勢を変えながら、最終的に落ち着いたビーズクッションを背に、仰向けになって足を限界まで広げ上げて金澤さんと笹木さんを全力で蹴り飛ばすという産み方をしました。(ごめんなさい)


 後ろにいる立ち合いの旦那さんの手をひきながらいきむ時、あの時の金澤さんの表情が忘れられません。いつも、おだやかで終始笑顔の金澤さんの真剣な眼差し。まっすぐに私と産まれてくる赤ちゃんをどっしりかまえて、大切に取りあげてくれたあの時間は本当に特別なものでした。


 今までの人生の経験、全てこの為だったのかなと思えるほど、巡りあわせのおかげで、初めてのお産をかなざわ助産院で終えられたことに感謝しています。


 金澤さん、笹木さん、月野さんをはじめ、かなざわ助産院の皆さん、あたたかい学びをさせて下さり、本当にありがとうございました。そして、ご飯本当においしかったです。レシピまで聞いちゃいました。一日もながく、かなざわ助産院が続き、私と同じようにお産が幸せに迎えられる方が増えるように願っています。


2022年10月 第一子出産のHさんより