お便り紹介&出産体験記 2

S.Uさんのお手紙から( 2012年2月)


スタッフのみなさんへ


4日間美味しいお食事をありがとうございました。

食事の時間がとても楽しみで

良く味わっていただきました。

料理教室にも運良く参加することができ、

とてもラッキーでした。

一人で食べるより、

あのように皆でおしゃべりしながら、

食べることができ、食事が一段と美味しく感じました。

料理はお兄ちゃん達の病院食とは比べものにならない程、

体にもオッパイ(=赤ちゃんのご飯)にもやさしい

豪華な食事でした。

また料理教室に参加させて頂きます!!。

かなざわ助産院にして本当に良かったです。

こんなにゆったりと落ち着いた気持ちで出産入院ができ、

実家でお産したような安心感があり、

感謝でいっぱいです。

金澤先生ありがとうございました。

皆さん本当にありがとうございました。

とても充実した4日間でした。     

Tさんのメールより( 2010年11月16日)


金澤先生

お久しぶりです!Tです。

おかげさまでSもすくすく育ち、

今日で1歳になりました。
 
一昨日には祖父母と一緒にお祝いをして、

お餅も泣かずに背負いましたよ!


本当は私もSを連れて、

ちょこっとお会いしたいと思ったのですが、

先週からの私の風邪が長引いて、

ひどいがらがら声……。

赤ちゃんが出入りする場所には申し訳ないので、

メールで失礼します☆

一年前の今日の朝、

微弱陣痛の心配も何のその

あれよあれよとお産がすすみ、
 
横で何事も無い様子でパンを喰らう娘2人を横目に、
 
陣痛に苦しんだのがはるか昔のようです……。

3番目は大きくなるのが早く感じますね。
 
今は、ヨタヨタと部屋を縦断して歩き、
 
姉2人を相手にひるむことなく、
 
いっちょまえに3人で仲良くあそんでいたりします。

そんな3人を眺めるにつけ、

しみじみと、本当にいいお産だったなぁ…、

家族皆で誕生を迎えてあげられて良かった!と思うのです。
 また、イベントの折にでも、お会いしたいです。
 少し寒さも本格化してきたようです。

どうぞお体お大事にしてくださいね!
 では、また!

野上さんの感想ノートより(2012年6月)

 

かなざわ助産院のみなさま

大変、大変お世話になりました!!

みなさんのおかげで、いいお産だったなあと感じることができました。

 

長い長い時間でした。だけど、その時間でやっと母親になる、産むぞ!という覚悟ができたような気がします。

きっと赤ちゃんも、それを待っていたんでよう・・・。

不思議な事も沢山ありました。

赤ちゃんとつながっていた事、出産までの事、

決して忘れないようにいたいです。

この子が大きくなるまで。。。

 

とにかく覚悟たらずな私でしたが、

優しく見守ってサポートして下さった事、

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました!!

 

また、おっぱいの事、赤ちゃんの事で不安な

H山Eザブロウさんからのmail


金澤様


ご無沙汰いたしております。

猛暑(2010年夏)もようやく落ち着き、

秋らしくなってきました。

いかがお過ごしでしょうか。

我が家の出産から2ヶ月がたちました。

ようやく家族5人で外出ができるようになりましたので、

簡単な近況報告と出産記をお届けします。


 さて我が家の第3子(長男)の出産、

 全くの無事出産御礼申し上げます。

 3920gとかなり大きかったので、

 家内は大変そうでしたが

 (事実大変だったと言っていました)、

 立会った僕(旦那)は助産院がゆるんでいるせいか、

 「あっけないものね」

 (このギャグわかるかなぁ)という感じでした。

 こんなこといったら

 家内のお叱りがありそうですが・・・。


 では今回の出産(これまでのも)について思うこと、

 感じたことを一言二言箇条書きで。


①5歳の長女は某助産院生まれです。

 当然立会いました。

 指導がしっかりしたところでそのせいか、

 長女は父への指導がきびしいです。


②3歳の次女は姉とは違う某助産院です。

 こちらも立会いました。

 筋のとおった助産院で、

 そのせいか次女は父にたいして頑固で強いようです。


③さて今回長男が誕生しました。

 なんだか指導もゆるく、

 雰囲気もゆるいかなざわ助産院での誕生です。

 よく寝るし、あまり泣かないですが、

 要求はきっちりしてくる大物です。

 きっとかなざわ助産院のように

 ツボはしっかりとおさえた性格になるのでしょう。


④別に我が家は助産院荒らしではありません。

 引越しなどの家庭の都合により

 子供3人がそれぞれ違う助産院にお世話になりました。

 なんだかそれぞれ特徴を引き継いでいるような性格なのは

 気のせいでしょうか?


我が家に子供が増え、

徐々にライフスタイルも進化してきています。

やはり3人目目ともなると

かかりっきりになれる時間が少ないのが実情です。

そんな時、我が家の現状にマッチした、

指導がゆるやかであり、

また適確である、かなざわ助産院に出会いました。

家内は金澤さんがあんまりにも余裕なので、

かえってビビッていましたが・・・。

その結果誕生した3人目はあまり大泣きせず、

夜もしっかり眠る親孝行な子です。

我が家状態を知っているのでしょうね。

おかげで家内ともどもゆとりをもって育児ができると思います。


末筆になりますが、

すてきな出産に立ち合わせていただいたこと、

それから適確なご指導をいただき、

精神的にもゆとりをもって出産に望めたこと、

金沢様、助産院のスタッフの皆様に

家族を代表して感謝申し上げます。


平成22年9月記   

日野市在住 H山Eザブロウ

野里さんの感想ノートより(20136月)


一部抜粋


今回、初めは入院時の上の子を心配して20週を過ぎての転院でしたが、健診、ヨガやごはんイベント、出産、入院を経て、自分のために転院して良かったと心から思いました。上の子の出産も、この子の健診も、病院だと数字優先。「体重増えすぎ。もう食べなくてよし!」「早産気味。安静にしてなさい。」よく分からないし納得できないけど赤ちゃんに何かあったらと思い、病院の先生の言うことは聞いていたけど、上の子の出産の時の厳しい管理は、この子の妊娠中に不安というしこりを残していました。

でも金澤先生は言うことが真逆。「うーん、体重ねー、増えても大丈夫かなー。」「子宮頸管短くなっててもねー、結局は陣痛来ないと産まれないからねー。」

うーん、こんなに緩くていいのか?上の子と全然違うけど・・・と思いつつ、出産、入院を迎えると金澤先生の緩さの本当の意味がわかりました。


きっと妊娠、出産、その後の育児、大切なのは自分の体の力をしっかり引き出してあげること。

そのために必要なものは何なのかを私なりに理解すること。

出産の時は、金澤先生の手にパワーを引き出してもらったけど・・・。


命を繋いでいくってすごく大事で、大事すぎて不安になっちゃうけど、医療で管理されすぎちゃやっぱりダメですよね。サポートとして、医療は絶対なくてはならないけど、妊娠するのも、産むのも、育てるのも、私の体と心なんですよね。だからその力を信じなきゃ、ですよね。



須藤さんのお手紙より(2013年8月)


信太が産まれてきてくれてから1か月が経ちました。

その節は本当にありがとうございました。

この気持ちをなかなか伝えきれずだったので手紙にさせて頂きました。

ほのかの出産の際は自分一人でひたすら耐えるという時間でした。

夜は眠気と痛みと不安とで孤独だったのを覚えています。

しかし、先生と出会って、出産というものへの考え方が変わり、ななと信太を自宅で出産することができました。

私と赤ちゃんのペースでゆっくりゆっくり。

痛いけど幸せな時間だったと思います。家族に囲まれて。

私にとって人生最後の出産でした。

こんな気持ちで出産できたこと、周りの方々への感謝の気持ちでいっぱいです。

子育て、本当に大変だと思います。

これからだと思います。

毎日イライラしたり、怒ったり、楽しいことばかりではないけど、今は今しかなくて、

子どもにとっても今は今しかなくて、大事にしたいです。

これからもお世話になると思いますが、よろしくお願いします。

先生もお体に気をつけて下さいね。

応援しています。




五味さんの感想ノートより(2013年7月)

一部抜粋


かなざわ助産院で出産出来て本当―によかったなぁって思っています。

主人も「ここにして良かったね」と言ってくれて夫婦ともども大大大満足のお産でした。

私は接客業の仕事をやるわりにプライベートでは結構な人見知りで、最初は病院の先生より親身でアットホームなかなざわ先生との健診に内心ドギマギしていたのですが、先生の優しさとゆるーいほんわか雰囲気で自分でもびっくりするくらい心を許せるようになり、妊娠中の細かな不安も先生に話すことで和らげることが出来ました。

主人と二人初めてのことだらけであたふたしたり、無駄に心配したりで大変な妊娠生活でしたが(特に予定日を過ぎても陣痛が来なかった時は内心不安で不安で(笑))

かなざわ先生のいつも変わらないアドバイス、声かけによって無事に可愛い可愛い娘を迎えることができました。

お産は本気で痛かったけど、先生と月野さん、主人のおかげで乗り切れました。

本当に感謝でいっぱいです。その後の入院生活も想像どおり、ごはんはおいしく、リラックスして過ごすことが出来ました。

今はちょっと考えられませんが(妊娠~出産と大変だったので(笑))いつかまた二人目なんてことになったら、必ずまたここで産みたいです。


かなざわ先生、そして月野さん、お食事の準備をしてくれた皆様

本当にありがとうございました♡♡



小山さんの感想ノートより(2013年6月)


ごちそうさまでした。入院中さいごのお昼ごはんが終わる。

かなざわさんのところでお産ができて本当に良かった。朝、破水で始まったわたしのお産は家族でゆっくり新しいメンバーを温かく迎えたいという私の希望がかなえられるか不安だった。その瞬間を迎えられるようにきっと大丈夫と思ってきた不安の裏返しのところが揺らぎそうで少しお産を自分ができるか不安にもなった。

でも、かなざわさんは大丈夫よと健診の時からずっとあたたかく声をかけてくれてその時もそうかなー!!と思えた。神社にも行き、ご先祖さまにもお願いしてしまいました。

よかった!!うちの家族のメンバーは働いててみんな帰りが遅いんだけど、陣発してから早すぎるお産にみんなが揃って新しいメンバーの女の子の誕生をみんなで喜べた。初めての陣痛には気持ちがついていかず本能のままに吠えた。

かなざわさんがいいのよーといってくれると安心し、おしりを圧迫してくれるとさらに私はお産のあれこれを考えずにだんなさまに身を委ねて出産することができた。

満足は感謝になり、本当に私を支えてくれた方々にありがとうございますと伝えたい。

この子との入院生活ももうすぐ終わりになる。

自分のからだの変化に戸惑うこともあったけれども、やはりあたたかいケアや声かけと・・・食事には驚いてしまった。

大地のエネルギーをからだに取り入れるとはこういうことか

作ってくださる方の思いやりも感じるエネルギーにあふれた食事。

朝のねぼけまなこの私に一日を吹き込み、トントントンという食事をつくる音さえ

あー生きてるーと思えた。本当にありがとうございます。

入院生活さいごの夕飯を迎える前に自宅でも私らしくやっていこうという

気持ちで。いま。


Sさんの感想ノートより(2013年6月)


一部抜粋


そして迎えた出産当日・・・。39週と6日。明日が予定日の朝5時前ぐらいに生理痛レベルの軽い痛みから始まり・・・これ陣痛?と半信半疑のうちにどんどん間隔が短くなり痛みも増して来る・・・。

朝9時前にはこちらへ到着。布団へなだれ込む。夫立会いの下、かなざわ先生と月野さんのサポートのおかげで陣痛出産を乗り切ることが出来ました。陣痛中は短時間だったにもかかわらず希望どおりアロママッサージやアロマディフューザーをつけてくれ、とてもリラックス出来ました。

私がうなったり、大声を出す様子をふすま1枚隔てたとなりの部屋で聞いていた3才の長男と母。あんな声を聞かせてトラウマになったらどうしよう!!と思っていたけど、生まれて来た赤ちゃんを見て「かわいいねー」と喜んでくれました。


私は安産だったから言える事かも知れませんが。陣痛から破水、産みだす瞬間までの流れを感じ、自分で赤ちゃんを産んだという実感を味わう事が出来たしあわせで、選べるという選択肢がある日本だからこそできたぜいたくなお産だったと思います。

それが出来たのもかなざわ先生や受け入れ先の土屋産婦人科があったからこそだと思います。

かなざわ先生はじめ、月野さん、スタッフの皆様本当にありがとうございました。


Sさんの感想ノートより(2012年6月)


弱目の陣痛が一日以上続いていたので、のんびり屋さんの赤ちゃんで、長期戦になるのカナ、と勝手に思っていたら、

いざ金澤さんの3時間以内にお産が終わっていて、本人もびっくりの急展開でした。


それでもやっぱりお産は大変なことですね。

自分ではお産が、どのくらい進んでいるのかわからないので、このままずっと陣痛が続くの!?と思ってしまった時が1番辛かったかも。でも立ち会ってくれたダンナ、母、そして金澤さん、村田さんのサポート&励ましのおかげで、さいごまでがんばれました。


赤ちゃんが無事にうまれてきてくれたときは本当に胸がいっぱいになりました。

生まれてきてくれてありがとう。

そしてお産の間中、腰をさすってくれたダンナと母もありがとう。適切なアドバイスで支えてくださった金澤さん、村田さん、本当にありがとうございました。


入院中は体もうごかないし、あちこち痛くてお産とはまた別のつらさもあったけど、ダンナとかなざわ助産院のスタッフの方々のサポート&優しさに助けられました。

とくに毎日のごはんとおやつは入院中の1番の楽しみでした。

おいしいごはんをありがとうございました。


家にいるような気分で過ごせたのは、かなざわ助産院だったからだと、思います。親子3人の生活をここからスタート出来て良かったです.かなざわ助産院の皆様本当にお世話になりました。ありがとうございました。

2015年2月 THさんより


金澤町子さま

昨年2月に出産しましたTHです。

すっかりご無沙汰しておりますが、お元気ですか??

おかげさまで我が家の二男は、今日で1歳になりました。


昨年の今日と同じように、青く澄んだ空を見上げていたら、

あの日の思い出が懐かしくあたたかく心にこみあげてきて、

いま一度、金澤さんにお礼を申し上げたいと思い、お手紙させていただきました。


私は長女と長男を、実家のある仙台市の病院で出産しました。

待望の3人目の赤ちゃんは、長女の小学校入学直前の出産という

タイミングのため、里帰り出産は断念。

初めての東京での出産に、どこで出産しようかいろいろと考えたのですが、上二人の経験から、とにかく自分が一番リラックスできる環境で出産したいという気持ちが強く、自宅での出産ができないかと考えはじめました。


はじめてかなざわ助産院にお話を伺いに行ったとき、心配性の

私の話を丁寧に聞いてくれて、ひとつひとつ的確に答えてくれる

かなざわさんの姿に心から安心感を覚え、ここでお世話になろうと決めました。


妊娠期間中は、上の子二人の育児と仕事、そして自分の体調との

バランスがとれず、つらく苦しいこともありましたが、

検診でかなざわさんを訪れるときには、ゆったりと自分の体に向き合い、赤ちゃんの成長を感じる貴重な時間を過ごすことができました。


出産が近づいてくると、万一、出産中に大きなトラブルに見舞われたらどうしよう、という不安に襲われ、直前まで不安な気持ちを何度もかなざわさんにぶつけてしまいましたが、かなざわさんはいつも変わらず、私の気持ちをゆっくり時間をかけて聞いてくれて、不安のもとを一つずつ解消してくれました。


2人目の出産が予定日より早めだったため、3人目もきっと早く生まれてくるだろうと思っていたのに、予定日近くなってもまったく生まれる気配がなく、少しあせりはじめたころに、ついにその日はやってきました。


朝、いつもどおり起きると、なんとなくじんわりと痛むお腹。

陣痛にしては弱い気もするし、とりあえず1時間様子を見るものの、やっぱりじわじわ痛む。念のためかなざわさんに電話をすると、9時ごろに駆け付けてくれて

診察となり、少しお産が進みつつあるので、今日中には生まれるだろうとの見立てでした。


夫は仕事へ、上の子ども達は保育園へいつもどおり行ってしまい、かなざわさんもいったん助産院へ戻ることに。

私は手伝いにきてくれた母とともに、家事をしたり、バランスボールにのってリラックスしたりのんびりしていました。


ところが。しばらくするとこれまで落ち着いていた痛みがずんずんずんと痛くなる感覚があり、30分ほどで強烈な痛みへと変化していきました。

夕方生まれるにしては、結構痛いな~と思っていたところにかなざわさんが戻ってこられ、私の様子を見て「あ!もうすぐ生まれるね!急いで旦那さん呼んで~」と高らかに宣言。

私としては、まだまだこんな痛みでは生まれないと思っていたので、かなざわさんの言葉に一気に緊張が高まりました。


そこから大きな陣痛が10回ほどきたでしょうか。

私はいつもの我が家のいつもの和室で、ソファにもたれながら、自分が一番とりたい姿勢で、自分が思うように叫び、自分が思うように力を入れ、そして力を抜き、無事に赤ちゃんを生み出すことができました。

もう本当にあと一息で生まれるというときに、夫と長女も帰宅し、ばっしゃーんと赤ちゃんが出てきた瞬間に立ち会うこともできました。


一番安心できる自宅で、家族に囲まれ元気な次女を出産できたこと、かなざわさんや当日お手伝いしてくださった村田さんには、いまも感謝の気持ちでいっぱいです。


出産後も、助産院でさまざまなイベントに参加させていただき、核家族で子育てをする我が家にとっては、かなざわ助産院の存在を非常に頼もしく感じております。


もう出産でお世話になることはないかもしれませんが、末永く、どうぞよろしくお願いします。


まだまだ寒い日が近づきますので、かなざわさんもどうぞお体大切にしてくださいね。


それでは、失礼いたします。


2015年2月6日 T.H